インフル患者6週連続で増加―厚労省が注意呼びかけ
国立感染症研究所感染症情報センターは7日、全国約5000か所のインフルエンザ定点医療機関当たりの患者報告数が、11月26日-12月2日の週は0.31人で、前週の0.22人から6週連続で増えたと発表した。12月中に全国的な流行入りの指標となる1.0人を超える年が多く、厚生労働省では手洗いの徹底など注意を呼び掛けている。
定点当たり報告数を都道府県別に見ると、佐賀の4.28人が最多で、次いで沖縄(2.21人)、千葉(0.64人)、岐阜(0.62人)、栃木と群馬(共に0.59人)などの順。37都道府県で前週より増えた。
患者報告数の増加が始まった10月22-28日の週以降に検出されたインフルエンザウイルスは、6割以上がA香港型で、このほかB型が3割弱、インフルエンザ2009が1割弱だった。
http://news.goo.ne.jp/article/cabrain/life/cabrain-38753.html