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国際高校生選抜書展:県内から準大賞と優秀賞 団体の部、新潟南が地区優勝 /新潟

「書の甲子園」の愛称で知られる「第21回記念国際高校生選抜書展」(毎日新聞社、毎日書道会主催)で、県内からは個人の部で、新潟市立高志高3年、佐藤美保さん(18)が準大賞に、県立新潟南高2年、小林佳奈恵さん(16)が優秀賞にそれぞれ選ばれた。団体の部では新潟南高が地区優勝に輝いた。受賞の喜びを聞いた。【真野敏幸、山本愛】

◆準大賞
◇「卒業後も続けたい」--佐藤美保さん(新潟市立高志3年)
佐藤さんは昨年の優秀賞に続き2年連続の受賞。「今年で最後なので、結果を残したいという気持ちで書いた」と当時の心境を明かす。
高志高は中高一貫校に移行するため、来年3月で閉校する。このため1、2年生はおらず、佐藤さんの学年が最後の生徒。佐藤さんは後輩が入らない中、書道部の部長として部員を引っ張ってきた。担当教諭の武田裕之教諭(52)は「線の書き方が数段うまくなった」と教え子の成長に目を細める。
昨年の受賞を受け、卒業アルバムの題字を書く大役も担った。「すごくうれしかった」と佐藤さん。
短大進学を目指して受験勉強中。「最近は息抜きに筆を持つ。卒業後も書を続けられれば」とはにかんだ。
◆優秀賞
◇「墨の色の変化感じて」--小林佳奈恵さん(新潟南2年)
高校入学直後に、友人に誘われ書道部に入った。書道の経験がほとんどなく、最初は「筆は使いにくくて大変」だったという。しかし「一目ぼれした」という中国古代の漢字書体「金文(きんぶん)」に出合って書の楽しさを知ると、瞬く間に上達した。小林さんは「字体がユニークで表現の幅が広いところが魅力」と話す。
今回は「高校生らしいエネルギッシュな文字を書きたい」と、「光り輝く炎」を意味する『光炎』を金文で書き上げた。力強い文字を書くために腰を落として筆を運び、炎の雰囲気を出すために文字のかすれにもこだわった。「墨の色の変化や文字のリズムを感じてほしい」と小林さん。「今後もいろいろな文字に挑戦し、ずっと書道を続けていきたい」と語る。
また、小林さんが所属する新潟南高は、団体の部で地区優勝に輝いた。同高書道部を指導する伊藤優一講師は「時間などに制約がある中、仲間と心を一つにして作品を書き続けてきたことが受賞につながった。今後も良い作品を作れるよう頑張りたい」と話した。
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◇入賞入選者、団体決まる
県内の入賞入選者、団体は次の通り。
(上位入賞者、団体は社会面、敬称略)

【準大賞】佐藤美保(高志)【優秀賞】小林佳奈恵(新潟南)【秀作賞】車谷舞、吉原日菜(三条)鈴木美咲、井貝葉月(長岡商)羽下希(新潟江南)長谷川未来(新潟南)【入選】志田弥生(巻)皆川里奈、渡辺美友(三条)滝澤真莉、佐藤桃子、安藤美里(長岡商)高橋沙里央(小出)堀愛莉、水信由香子、石川愛美、鈴木晶久、本間蒼生(新潟江南)渡邊琴美(三条東)八木野創太、吉田芽生、林亜莉沙、竹内聖織、鈴木彩佳(新潟明訓)坂井里帆、真保美結、石川知佳、油石優希、牛膓綾香(新潟商)小黒早苗、塚野由貴奈、横山あき、渡邊菜月(新発田)古山愛美(豊栄)町野吹雪、高橋歩実(新潟東)高橋小雪、谷有美子、酒井麻理奈(新潟中央)中澤文実、内山楓、羽滝麻里(長岡大手)猪俣可菜(柏崎)関秋菜、関春菜、岡村エミリ(新潟)川崎綾子(北越)井沢彩乃(新津)山田くる珠(長岡向陵)阿部春野、鈴木菜子、倉嶋彩夏、結城みちる、村上織重、小林楓、飯島誠裕、照田美里、保苅真紀、吉田慎太郎、井越愛奈、小野塚みのり、飯田真由(新潟南)佐藤美佳、横山司、増井貴絵、渡邉奈央子、関川美咲、室橋育子、種村静夏、折笠あずみ、如澤弥生(東学新潟)小幡菜美(堀之内)
【中部北陸地区団体賞】優秀賞=東学新潟、長岡商
11月28日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121128-00000009-mailo-l15&p=2

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