借り主用の災害保険に加入しておくのは色々な面から考えて入っておいて損はない、というのが一般的な説で、火災保険の加入を義務づけている家主さんも多いので加入している方はすごく多いかと思います。
それでは、その火災保険がどこまでカバーしてくれるのかをご存知でしょうか? 10月にアメリカ東海岸を襲ったハリケーン「サンディ」は洪水、漏水などの災害をもたらしました。この際に、自分の加入している保険がこのような水害をカバーしていなかった、という方々がかなり多かったそうです。
Investor Junkieに寄稿しているライターの話によると、彼が所有し、借家としているアパートメントに浸水があり、その際に借り主の女性は災害保険に加入していました。しかし、それが水害に対応した保険ではなかったため、彼女の所有物に対するダメージは補償されませんでした。さらにその記事を書いたライター本人(家主)も洪水保険に入っていなかったがために、その片付けの費用を自分で負担しなくてはならなかったのだそうです。
日本はアメリカよりもはるかに水害の多い国です。特に台風や洪水などの被害を受けやすい地域・立地にお住まいの方は、自分の災害保険や火災保険が水害をカバーしているかどうかを今一度確認しておきましょう。台風が過ぎ去った後に、水害によるダメージを自己負担する羽目になる、というのは二重のダメージになります。そんな悲劇が訪れるその前に、一度確認してみて下さい!
http://news.goo.ne.jp/article/lifehacker/life/living/lifehacker_27829.html