東京スカイツリーで想定以上の電波障害が判明した問題で、NHKと在京民放5社の放送事業者は22日、12月22日と、来年1月の毎週土曜早朝にスカイツリーからの試験放送を実施すると発表した。障害が出た場合は、コールセンターで視聴者からの問い合わせに答える。
試験放送は計5回で、午前4時58分から2分間、全7チャンネル一斉。この間、東京タワーの電波を止め、スカイツリーからの送信に切り替え、専用画面を放送して受信できているか視聴者に確認してもらう。画面が真っ暗になるなどの障害が出た場合は、放送事業者側がアンテナ調整を行い、費用も負担する。対策費として最大100億円を見積もっている。
関東1都6県の受信エリア約1500万世帯のうち、ケーブルテレビなどアンテナ受信以外の方法で視聴している約1000万世帯は問題ない。受信相談コールセンターは0570・015・150。
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/life/education/20121123ddm012040051000c.html