新潟市の篠田昭市長は20日、市内の信濃川浄水場などを訪れ、初めて放射性物質を含む浄水汚泥の保管状況を視察した。
県内の水道事業者は県などの指示で浄水汚泥を放射性セシウム濃度に応じ3段階に分けて保管。1キロ当たり100ベクレル以下は糸魚川市内の企業2社の間でセメント材料として有効利用する計画が進んでいる。篠田市長は「維持費もかさみ宙ぶらりんではいけない。他の市町村と意見交換し、連名で来年3月11日までに(処理の)方向を示すよう県に要望したい」と話した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121121-00000053-san-l15