国営諫早湾干拓事業(長崎県)で整備された農地を所有する長崎県農業振興公社は19日、農地のリース契約を結んでいる41の法人・個人のうち6営農者が、来年度以降の契約更新を申請しなかったと発表した。
農地計約666ヘクタールのうち約105ヘクタールが空き地になるため、公社は来年1月以降、新たな営農者を募集する。
公社によると、リース契約は5年ごとに更新され、現在の契約は来年3月末に切れる。公社は今月16日まで、契約の更新申請を受け付けていた。
6営農者のうち個人営農の4人は、病気や営農方針の変更などを理由に更新しなかった。法人1社と個人営農の1人は、計43ヘクタール分のリース料約650万円を滞納しており、申請しなかった。公社は先月、滞納がある場合は契約更新を認めないことを決めていた。国が来年12月に予定している潮受け堤防排水門の開門を理由に申請しなかったケースはないという。
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/life/education/20121119-567-OYT1T01496.html










