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めぐみさん拉致35年 両親が早期救出訴え

■「頑張りなさい、もう少しよと言ってあげたい」

横田めぐみさん=拉致当時(13)=が北朝鮮に拉致されてから、15日で35年を迎えた。かつてめぐみさんが拉致された新潟市で開かれた集会で、めぐみさんの両親は「めぐみに頑張りなさい、もう少しですよと言ってあげたい」と早期救出を訴えた。

「あの日の夕方の恐怖を、昨日のことのように思い出します」。めぐみさんの母、早紀江さん(76)はこう語り、35年前の11月15日の様子を説明した。めぐみさん拉致事件のあった昭和52年以来、早紀江さんと父、滋さん(80)にとって苦しい日々が今も続いている。

平成14年9月の日朝首脳会談で、北朝鮮はめぐみさんらの拉致を認めたものの、いまだに帰国はかなっていない。早紀江さんは「(政治家が)どうすれば拉致事件が解決すると思っているのか理解できない」と怒りをあらわにし、「『帰りたいよ、助けにきて』という気持ちを抑えて生きていかなければいけない国で、どうして放置されなければいけないのでしょうか」と訴えた。

集会前日の14日に80歳の誕生日を迎えた滋さんは「子供だと思っていたが、中学生になって『おしゃれに気をつけてよ』とくしを持ってきた。そして、次の日にいなくなってしまった」と35年前の誕生日とその翌日を振り返った。

15日からは、モンゴルで局長級による日朝協議が開始。滋さんは「今後に期待している」と話した。

この日、滋さんと早紀江さんの訪朝について、政府が北朝鮮と非公式に協議を始めたとNHKなどが報道したが、被害者の家族会と支援組織「救う会」は「(横田さん夫妻は)政府から打診を受けたこともないし、現時点で訪朝する意志もない」などと抗議する声明を発表した。

http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/snk20121116099.html

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