暴力団員であることを隠して生活保護の申請を行い、3年にわたって生活保護費およそ450万円を不正に受け取っていたとして、新潟市の40歳の暴力団員の男が詐欺の疑いで警察に逮捕されました。逮捕されたのは、新潟市東区寺山の山口組系の暴力団員、長谷川健容疑者(40歳)です。
警察によりますと、長谷川容疑者は暴力団員であることを隠して生活保護を申請し、平成20年10月から去年10月までの3年にわたって生活保護費としておよそ450万円を受け取っていたとして、詐欺の疑いがもたれています。
暴力団員が生活保護を受けることは、厚生労働省の通知で禁じられていますが、警察は保護費の一部が上納金として長谷川容疑者が所属する、長岡市の暴力団に収められていた可能性があるとみて、詳しい状況を調べています。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1033493581.html