本格的な雪のシーズンを前に、雪が風にあおられて道路にたまる「吹きだまり」を防ぐための柵の設置作業が新潟市で始まりました。この柵は、農地などに積もった雪が風にあおられて道路にたまる「吹きだまり」ができて交通に影響が出るのを防ごうと県内の国道を中心に備え付けられていて、雪の時期以外は、高さ3メートルあまりの金属製の板が折りたたまれています。
13日は、新潟市西蒲区の国道116号線で建設会社の作業員8人が、柵をひとつずつ広げていきました。
新潟国道事務所によりますと、柵は、事務所が管理する下越地区の国道のおよそ9キロにわたって、備え付けられていて、今月中に、すべての設置を終えるということです。
また、胎内市の国道7号線では、ことし2月に、強風による地吹雪で、通行止めが相次いだことから、ことし新たに、270メートルにわたり、柵を設置する予定だということです。
新潟国道事務所管理第2課の渡辺一郎課長は、「柵が設置されても、冬場は道路が凍結したり、風が強かったりするので、さらに、安全運転を心がけてほしい」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1033348161.html?t=1352795313974