県知事と市町村長の代表が集まって県政の重要な課題について話し合う場が定期的に設けられることになり、初めての会合が開かれました。
この「県と市町村の協議の場」は泉田知事の呼びかけで設けられたもので、12日に新潟市中央区で開
かれた初めての会合には、泉田知事のほか、市長会会長の長岡市の森市長や町村会会長の聖籠町の渡邊町長など、6人が出席しました。会合の冒頭で、泉田知事が「日本全体で課題が山積する中、県と市町村が足並みをそろえて県民が未来像を描けるような政策を立案していきたい」とあいさつしました。そのあと今後の方針について話し合われ、▼知事や市町村長の代表が集まる会合を年に2回程度開くとともに、▼停止中の原子力発電に替わる再生可能エネルギーの普及や子育て支援などテーマごとに、実務担当者による分科会を設けて検討していくことで合意したということです。
県知事と市町村長が定期的に県政の課題について協議する場を持つのは、これが初めてで、泉田知事は「政策の意図が市町村長に正確に伝わりにくいことがあるので、この協議の場を有効に使いたい」と話していました。
一方、長岡市の森市長は、「県と市町村が協力して共通の課題に取り組むことで、お互いの政策が合致することに期待したい」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1033216871.html?t=1352795127846