紅葉の名所で知られる新潟県柏崎市緑町の日本庭園「松雲山荘」が真っ赤に色づき、大勢の市民らが訪れている。23日までライトアップも行われ、闇の中に幻想的な光景が浮かびあがっている。
同山荘は柏崎ガスの創立者、故飯塚謙三氏が大正15年から20年以上かけて造園。アカマツのほか、モミジの仲間やドウダンツツジなど色づく樹木が約2000本植栽されている。昭和46年に市に寄贈されて以降は憩いの場として市民に親しまれている。
ライトアップは夕暮れから午後9時まで。16~18日は柏崎の特産品やB級グルメのタイ茶漬けなどを提供する屋台村が出る。ライトアップ期間中、園内にある木村茶道美術館も夜間開館し、アルフォーレ・柏崎駅と松雲山荘を往復する無料シャトルタクシーも運行される。
問い合わせは、同市観光交流課(電)0257・21・2334。
http://sankei.jp.msn.com/region/news/121112/ngt12111220240001-n1.htm