ロンドンオリンピック、体操の男子個人総合で金メダルを獲得した内村航平選手など日本代表のメンバーが上越市で、美しい演技を披露しました。
この催しは、東日本大震災からの復興を応援しようと日本体操協会などが開いたもので、11日、上越市の会場に福島県から避難している人を含む3500人ほどが集まりました。
この中で、体操女子でキャプテンも務めた田中理恵選手が、オリンピックと同じ曲と振り付けで床の演技を披露しました。
また、内村選手は、鉄棒で、G難度の「カッシーナ」と呼ばれる大技や普段は見せない三回転宙返りでの着地を決めて、ひときわ大きな声援を受けていました。
福島県南相馬市から上越市に避難している女性は「オリンピックの時はテレビにかじりついて見ていました。実際の演技を見れてよかったです。励まされました」と話していました。
内村選手は、「技を決めたときの声援が気持ちよかったです。自分たちの姿を見て、勇気を出してもらえるようこれからもがんばります」と話していました。
この催しは、今後も、大阪や仙台などで開かれ、収益の一部が被災地に寄付されるということです。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1033153591.html