「乾杯!」。新潟県三条市のJR燕三条駅で10日、地元産の野菜や果物のミックスジュースと特製カップを使った「乾杯リレー」で世界一を目指すイベントが開かれた。参加者は、一列で隣の人と次々とカップを交わし、全長約700メートルのリレーをつなぎ、886人の記録を達成。米国の487人の世界記録を大幅に塗り替えた。
イベントは、同市と隣接の燕市の燕三条青年会議所が、JR東日本新潟支社の協力のもと「楽しみながら、地元に誇りを持ってもらいたい」と企画。乾杯は、地元産のナシ、トマト、ぶどうなどを使ったミックスジュースと金属加工で有名な燕市のメーカーが作ったカップを使った。
しかし、記録達成には細かいルールが。「乾杯後、必ず一口飲む」「全員終わるまで座らない」「トイレなどで列を離れない」と厳しい内容も。一杯ごとにギネスの認定員が確認し、スタートから約1時間半後、最後の参加者が音頭を取ると、全員で祝杯をあげた。
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/region/jiji-121110X421.html