東日本大震災で大きな被害を受けた地域の子どもたちを励まそうと、カナダの子どもたちがメッセージを記したキルトの展示会が新潟市で開かれています。
この展示会は震災の被災地とカナダの子どもたちとの交流を知ってもらおうと仙台市の市民グループが企画したもので、全国各地で展示会が開かれています。
新潟市中央区の会場には被災地の子どもを励まそうとカナダの子どもたちが記したメッセージと、被災地の子どもたちからのお礼のことばが書かれた合わせておよそ1500枚の布がキルトに縫い合わされて展示されています。
カナダの子どもたちから届いた布には「君はひとりじゃない」とか「決してあきらめないで」といったメッセージのほか、勇気で津波を押し返す様子を表現した絵が描かれ、被災地を励まそうという温かい気持ちが伝わってきます。
展示会を主催した市民グループの南部努さんは「被災地から新潟に避難している人など、たくさんの人に来場してもらって、心のこもったメッセージから海外の支援者の存在を感じ取ってもたいたい」と話していました。
この展示会は11月11日まで新潟市中央区の東北電力新潟支店グリーンプラザで開かれています。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1033254421.html










