7日は二十四節気のひとつ立冬です。こよみの上では冬が始まるころですが新潟市では、本格的な冬を前に漬け物用の大根の収穫が最盛期を迎えています。
県内で有数の大根の産地として知られる新潟市西区の赤塚地区では、10月から漬け物に使う大根の収穫が始まり、最盛期を迎えています。西区で大根を生産している安澤雅之さんの畑では、時折雨が降る中、長さ40センチ以上に育った大根を手作業で一本一本引き抜き葉を切り落とす収穫作業が行われていました。今年は、夏場の猛暑の影響から水の管理が難しく、ひび割れした大根が例年より2割ほど多いということですが味に影響はないということです。
大根を生産している安澤さんは、「収穫が始まるとそろそろ冬が近づいたと感じます。今年は、猛暑の影響もあったが生育状況は最高なので、いいたくあんになってくれると思う」と話していました。収穫された大根は、加工場でおよそ1か月ほど漬けられ、たくあんとして店頭に並ぶと言うことです。漬物用の大根の収穫は12月中旬まで続きます。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1033286951.html?t=1352271327982