新潟県内のデパートで、師走に向けたお歳暮商戦がスタートしました。
新潟市中央区の「新潟三越」では、お歳暮の特設コーナーが6日から設けられ、開店前に従業員が集まってかけ声をあげてお歳暮商戦に入りました。特設コーナーには、およそ1100点の商品が並び、午前10時の開店と同時に訪れた買い物客が、親戚や仕事の取引先などに贈る品を選んで注文していました。このデパートでは、ことしのお歳暮商戦で、震災以降、親しい人たちとの絆を大切にする傾向が強まっていることを受けて、「集い」をテーマに家族や仲間と一緒に囲むさまざまな鍋料理用の材料のセットを取りそろえたほか、最近は1人暮らしの世帯が増えているほか、お歳暮用の商品を自分用に買い求める客も多くなっているということで、1人分に小分けした肉や海産物などの品揃えも充実させたということです。デパートの担当者は「これから年末に向けて仲間や家族で集まる時に使える商品を揃えたので、ぜひ選んでいただきたい」と話していました。お歳暮を買いに来た新潟市中央区の男性は、「鍋も良いなと思うので、親戚に贈ってみようかと思います」と話していました。
県内のデパートやスーパーなどではこれから12月中旬にかけて、お歳暮商戦が本格化し、どの店も品ぞろえを強化して販売に力を入れていくことにしています。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1033186411.html?t=1352185940024