十日町市で捕獲されたツキノワグマの肉から法律の基準を超える放射性セシウムが検出され、新潟県は十日町市内で捕獲されたツキノワグマの肉を食べないよう呼びかけています。
新潟県は、原発事故の後、一般の食品と同様に、ツキノワグマや
イノシシなど7種類の野生動物の肉についても放射性物質が含まれているかどうか検査しています。県によりますと、今月24日に十日町市内で捕獲されたツキノワグマの肉について県が委託している検査機関で調べたところ、食品衛生法で定められた基準の、1キログラムあたり100ベクレルを上回る、760ベクレルの放射性セシウムが検出されたということです。
県内で、ツキノワグマの肉から法律の基準を超える放射性セシウムが検出されたのは魚沼市に続いて2件目です。
このクマの肉は販売はされておらず、食べた人もいないということですが、新潟県は十日町市内と魚沼市内で捕獲されたツキノワグマの肉を当面食べないよう呼びかけています。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1033099271.html