きのこ狩りのシーズンを迎え、関川村ではきのこによる食中毒を防ごうという講習
会が開かれました。
この講習会は村上食品衛生協会などが(むらかみ)開いたもので、会場の関川村の「おおいし自然館」にはおよそ40人が集まりました。参加者はまず、山に入って実際にきのこを採取したあと、新潟県森林研究所の研究員などと一緒に食用かそうでないか鑑別していきました。新潟県では去年1年間にきのこによる食中毒は8件確認されていて、シイタケやナラタケと間違えて食べた「ツキヨタケ」というキノコや苦みのある「オオワライタケ」での被害が報告されているということです。
講習会に参加した女性は「食べられないキノコがあることを知ってとても勉強になりました」と話していました。また、新潟県森林研究所の伊藤幸介主任研究員は「わからないことがあったら食べる前に森林研究所や保健所に相談してほしい」と呼びかけていました。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1035371191.html