9月30日まで行われた秋の全国交通安全運動の期間中、交通事故の件数や死亡した人の数は過去5年間でもっとも少なかった一方で、死亡した人はすべて65歳以上の高齢者だったことがわかりました。新潟県警察本部によりますと、全国交通安全運動が行われた9月21日から30日までの10日間に、県内で起きた交通事故は194件で、事故で死亡した人は3人と、ともに過去5年間でもっとも少なくなりました。
一方で、死亡した3人はいずれも高齢者で、事故のうち高齢者が関わったものは全体のおよそ40%と依然として高い割合を占めています。
警察はこれから日が短くなって夕方以降の事故の増加が予想されるとして、特に高齢者に対して早めのライトの点灯や反射材の活用を心がけて、交通事故を防止してほしいと呼びかけています。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1035524901.html