東日本大震災で発生した岩手県大槌町のがれき受け入れを表明している長岡市は4日、試験焼却を検討している同市栃尾地域の住民を対象に現地視察会を開くと発表した。11日に同町のがれき仮置き場などを見て回り、被災住民との懇談会も行う。
放射性物質の拡散を懸念する栃尾地域の住民に、現地の安全管理体制を確認してもらうのが狙い。
視察会には、同地域の区長や栃尾商工会会員など26人が参加する予定で、同町の2次仮置き場や、木質系廃棄物をチップ化している山田町の破砕選別施設などを視察。その後、大槌町長や被災住民との懇談会があり、被災地の現状などを聞く。
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