原発事故のあと福島県で避難指示が出ている区域から新潟県などに避難している人たちが高速道路を利用した際に無料にする支援策が来年1月15日まで延長されることになりました。
原発事故で避難指示が出ている区域から新潟県などに避難している人が高速道路を利用した際、料金を無料にする支援策は9月末で終わることになっていました。
しかし、国土交通省は避難生活が長引く中で支援を継続する必要があるとして、無料化の措置を来年1月15日まで延長することにしました。対象となるのは主に福島県内にある東北、磐越、常磐自動車道の30か所のインターチェンジを利用する車で料金所で住んでいた場所が確認できる運転免許証などの書類を示せば無料になります。新潟県には、震災から1年半あまりがたった今も福島県からおよそ6100人が避難していますが、このうち、避難指示が出ている区域以外の地域から自主的に避難している人は半数を占めています。こうした自主避難者への高速道路の無料化の支援はことし3月に打ち切られていて、新潟県は、福島県や、多くの避難者が暮らす山形県とともに、避難している人の経済的な負担を軽減するよう国に求めています。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1035047311.html