本格的な雪のシーズンを前に長岡市で、道路に積もった雪を地下水で溶かす「消雪パイプ」の点検作業が1日から始まりました。
「消雪パイプ」は、冬の間でも14度に保たれる地下水を使って道路に積もった雪を溶かす設備で、全国に先駆けて昭和36年に長岡市に設置されました。本格的な雪のシーズンを前に消雪パイプの点検が始まり、市の職員が、パイプにつまった泥やさびなどを取り除いたり、水が均等に噴き出すかどうか確認していました。
長岡市道路管理課の中村登係長は「消雪パイプの発祥の地、長岡で、このパイプは市民の生活になくてはならないものだ。雪に備えてしっかり点検していきたい」と話していました。長岡市には消雪パイプが国道や県道などあわせておよそ820キロに渡って設置されていて、点検は11月中旬まで続くということです
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1035218271.html