去年の「新潟・福島豪雨」で被害を受け、一部の区間が不通になっているJR只見線のうち、魚沼市の大白川駅と福島県の只見駅の間の運転が1日から再開されまし
た。
魚沼市と福島県の会津若松市を結ぶJR只見線は、去年7月末の新潟・福島豪雨で線路脇の斜面が崩れるなどの被害を受け新潟県の大白川駅と福島県の会津川口駅の
間が不通となっていました。
このうち、大白川駅と只見駅の間は線路にたまった土砂を取り除くなどの復旧工事が進められ、1日から運転が再開されることになりました。新潟県側の始発駅のJ
R小出駅では記念の式典が開かれ、関係者がくす玉を割って開通を祝ったあと、運転の再開を待ちわびたおよそ50人が列車に乗り込み福島に向けて出発しました。
始発に乗ろうと只見町からバスを乗り継いで来たという75歳の男性は「生活に欠かせない路線が再開しホッとしています」と話していました。
JR東日本によりますと、只見駅から会津川口駅の間は、流された鉄橋などの復旧が進んでおらず、JR只見線は全線での運転再開の見通しは立っていないということです。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1034941761.html