日本郵政グループの郵便局会社と郵便事業会社が1日合併し、新会社「日本郵便」が発足した。同日朝、JR東京駅前の高層ビル「JPタワー」(東京都千代田区)の東京中央郵便局内で記念イベントを開催し、日本郵政の齋藤次郎社長は「生活総合支援企業を目指す」とあいさつした。齋藤社長らはイベント終了後、街頭に立ち出勤途中のビジネスマンに記念品を手渡した。
合併は同日施行の改正郵政民営化法に基づくもので、日本郵政グループはこれまでの5社体制から4社体制となった。日本郵便の誕生で、一部の郵便局では郵便配達員が利用者から通帳を預かり貯金の引き下ろしを代行する通帳預かりサービスを始めたほか、これまで分かれていた窓口業務を一本化した。改めてサービスを強化し、顧客の利便性の向上を目指す。
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