新潟市は民生委員の負担を減らすため、1日から新たに「民生委員協力員制度」を導入する。同様の制度は東京都、兵庫県内の市町村ではあるが、県内では初めて。
協力員は民生委員1人につき、必要に応じて1人を置くことができる。職務は民生委員の補佐で、民生委員法に準じた守秘義務を負う。民生委員が地域居住者の中から協力員候補を1人推薦し、市長が委嘱する。
任期は補佐する民生委員の任期の範囲内(最大3年)。実費弁償相当額の活動費年額1万2千円が支給される。
同市の民生委員は258世帯に1人の割合で配置され、計約1350人が地域を回り、高齢者や障害者らと行政のパイプ役を務めている。1日には女池、中野小屋地区などの16人の民生委員協力員が委嘱を受け、スタートする。
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