米粉料理によるまちおこしに取り組んでいる胎内市で29日、米粉の普及イベント「米粉フェスタ inたいない」が始まった。米粉料理の販売や、オリジナルレシピのコンクールなどが開かれる。30日まで。
同市には日本初の米粉専用製粉工場があり、「米粉発祥の地」としてまちおこしを進めている。市内の飲食店などの協力を得て、米粉と砂糖、塩を水で溶いて薄く焼いた生地に、同市の特産品などを巻いた「べえべえ」をご当地グルメとして売り出している。
この日は、米農家や飲食店、米粉メーカーなど普及に取り組む関係者らによる「米粉わいわい発表会」などがあり、商品開発の苦労話や今後の課題などが話し合われた。同市内の米粉メーカー「新潟製粉」の藤井義文さんは「穀物価格の高騰などに左右されないためにも、米粉の供給を増やす必要がある」と話した。
30日は、胎内スキー場駐車場(同市熱田坂)で、市内外の29店舗が米粉料理やお菓子などを販売。「べえべえ」のオリジナルレシピを競う「私の『べえべえ』グランプリ」も開かれる。
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