秋の全国交通安全運動が行われていますが、ことしに入ってから
8月末までに県内で発生した交通事故は5400件あまりと、去年より減少したものの、事故で死亡した人のおよそ60%が65歳以上で、高齢者が犠牲になるケースが依然として多いことがわかりました。
新潟県警察本部によりますとことしに入ってから先月末までに県内で発生した交通事故は5428件で、去年の同じ時期より365件減少しました。
事故で死亡した人も去年より16人少ない63人で過去10年間で最も少なくなりました。
一方、死亡した人の年齢をみると、65歳以上が36人と最も多く、全体のおよそ60%を占めています。
警察によりますと、ここ数年、死者に占める高齢者の割合は変わっていないということで、高齢者が犠牲になるケースが後を絶たないのが現状です。
新潟県警察本部は「これからは日暮れが早くなるため特に高齢者は車のライトに反射して光る反射材を身につけるなどして事故に気をつけてほしい」と呼びかけています。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1035268291.html