21日、魚沼市の畑で農作業をしていた83歳の男性がクマに襲われ腕に軽いけがをしました。
ことしはクマのえさとなるブナの実の不足でえさを求めて人里への出没が特に多くなるおそれがあり、警察などが住民に警戒を呼びかけています。
21日午後5時半ごろ、魚沼市七日市新田の畑で農作業をしていた近くに住む83歳の男性が突然現れたクマに襲われました。
警察によりますと、クマは体長
60センチほどの大きさで、男性は右腕をひっかかれて軽いけがをしました。
クマは男性を襲ったあと住宅のある方向に走って逃げたということで、警察や魚沼市役所では周辺の住民に警戒を呼びかけています。専門家によりますと、ことしの秋は山や森でクマのえさのブナの実が不足して、えさを求めてクマが人里に出没することが特に多くなると予想されています。
このため自治体や地域の猟友会が里山に近い地域でパトロールを重点的に行うなど対策を強化することにしています。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1035198431.html