沖縄への配備が計画されているアメリカ軍の新型輸送機「オスプレイ」の飛行訓練のルートに新潟県内の上空が含まれていることを受けて、新潟県は、危険な低空飛行をする航空機などを目撃した場合に県民が通報する窓口を新たに設置しました。
安全性への懸念から国内での配備に反発が強まっている「オスプレイ」は、配備が計画されている沖縄だけでなく、本州を通るルートでも低空飛行や夜間飛行の訓練が計画されていて、新潟県内の上空も訓練のルートに含まれています。これを受けて、県は、新潟空港の周辺以外で、危険な低空飛行をする航空機を目撃したり騒音被害を受けたりした場合に県民が通報する窓口を20日設置しました。
窓口では、航空機を目撃した場合、▼その日時や場所、▼機体の数や機種、それに▼高度や騒音の程度などについて電話とFAX、それにメールで情報を受け付けます。電話は平日の午前9時から午後5時までFAXとメールについては、時間に関係なく受け付けるということです。
新潟県は「万が一の場合に備え、県として情報を集められる態勢を整えておきたい」としています。電話 025-282-1632FAX025-282-1640メールアドレス
ngt130040@pref.niigata.lg.jp
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1035168661.html