大津市で中学生が自殺するなど、全国でいじめをめぐる問題が相次いでいることから、いじめに悩む子どもから電話で相談を受け付ける「子どもの人権110番」の強化週間が10日から始まりました。この電話相談は新潟地方法務局が行っているもので、大津市で中学2年生の男子生徒が自殺するなど全国でいじめをめぐる問題が相次いだことを受けて、10日から1週間を相談の強化週間と位置づけ、通常より受け付けを2時間延長しています。
新潟市中央区の新潟地方法務局には専用の2つの電話回線が設けられ、人権擁護委員と法務局の職員、あわせて6人が相談に応じています。新潟地方法務局によりますと、いじめに関する相談はことし5月には3件でしたが、大津の問題が明らかになったあとの7月には13件と大幅に増加したということです。新潟地方法務局人権擁護課の桜沢俊雄課長は「1人で悩まずに気軽に相談してほしい」と話していました。相談の受け付けは、平日は午前8時半から午後7時まで、土日は午前10時から午後5時までで電話番号は0120-007-110です。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1034860311.html