新潟県は県が運営する発電所に3基目となる大規模な太陽光発電設備、「メガソーラー」を新たに設けることを決めました。
県は低炭素・環境型の社会の実現や産業の振興を目指して再生可能エネルギーを普及させようと、去年から阿賀野市の工業団地に発電所を設けメガソーラーの設置を進めていてことし7月には2基目の設備で発電が始まりました。県は新たに、発電所の、およそ45ヘクタールの敷地に最大出力が15メガワットの自治体が運営する設備としては最大規模のメガソーラーの建設を決めました。年間の発電量は1万6800メガワットと一般家庭およそ5000世帯が消費する電力量をまかなえる見込みだということです。総事業費は、69億円あまりで、3年後の平成27年度中の完成を目指します。県は新たなメガソーラーに関連して電力会社が送電設備を整備するための費用、2億5200万円を補正予算案に盛り込み、来週開会する定例の県議会に提案することにしています。県によりますと、新たな設備で発電した電力を電力会社に販売して年間、6億7500万円程度が得られると見込んでいるということです。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1034823151.html