福島県南相馬市の中学校に通っていて、震災の影響で、全国で避難生活を送っている中学生が、久しぶりに再会し、新潟市で、いっしょに農作業を行いました。
これは、新潟市の市民グループが、夏休みの思い出を作ってもらおうと計画したもので当時、福島県南相馬市の小高中学校に通っていた3年生あわせて13人が参加しました。
21日は、新潟市北区で、農家の人から要領を教わりながらトマトやきゅうりを収穫しました。
中学生たちは、東京や神奈川、山形、それに、新潟など全国で避難生活を送っていて、久しぶりの再会に、楽しそうに話しながら収穫作業をしていました。
東京・あきる野市の親戚の家に避難しているという原奈津季さんは、「久しぶりに友達に会えてとてもうれしかったです。夏休みの楽しい思い出ができました」と話していました。
また、南相馬市の仮設住宅で避難生活をしている池崎梨奈さんは、「震災前は、おばあちゃんの農作業を手伝っていましたが、いまは、ほとんどしていないので楽しかったです」と話していました。
中学生たちは、23日まで、新潟市に滞在し、水族館などを訪れる予定です。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1034382231.html