地域の防犯活動を促進するため、新潟市役所で17日、「防犯リーダー養成講習会」が開かれた。NPO法人「日本子どもの安全教育総合研究所」の宮田美恵子理事長が「地域の見守り力と子どもの安全教育」と題して講演した。
講習会は、07年に「新潟市安心で安全な犯罪のないまちづくり条例」が施行されたことがきっかけで始まり、今年で5回目。この日は教職員や防犯活動に取り組む市民ら計約120人が参加した。宮田理事長は「通学路などでは危険は見えにくいところに存在し、状況によって危険の度合いも変化する」と話した。また安全教育について「地域の見守りが子どもの安全意識の向上につながる」と強調した。
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20120818ddlk15040061000c.html