熱中症予防に役立てるため、厚生労働省は20日から、救急救命センターなどに前日に搬送された熱中症患者の人数を集計し、同省のホームページ(HP)を通じて速報することを決めた。
年齢別の人数や男女別の割合、重症患者の割合、発生場所別でも分析し、熱中症になる危険性を判断するのに役立ててもらう。
期間は8月15日まで。協力する医療機関から送られる患者の搬送情報をまとめ、原則的に毎日、HPに掲載する。土日の分は月曜日にまとめて公表する。熱中症の予防には、喉の渇きを覚えなくても水分を多めに飲むことや、建物内に熱がこもらないよう、冷房を適切に使うことが求められ、同省はこうした対策を取る目安として、患者の搬送情報が活用されることを期待している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120719-00000529-yom-soci