[ カテゴリー:医療, 社会 ]

角膜に傷・ヒリヒリ…まつ毛エクステに被害続々

目元を彩るメークとして女性に人気の「まつ毛エクステンション」で、目の炎症などの被害が後を絶たず、業界団体や国が安全対策に苦心している。

人工毛を接着剤でまつ毛に貼り付けるデリケートな施術で美容師免許が必要だが、無資格が横行するほか、美容師の技術不足も背景にあるという。専門サロンは全国に1万店以上あり、業界団体は、技術水準の向上を目的に、専門資格の新設を国に要望した。

「数日間はまぶたが腫れてヒリヒリした」

大阪市中央区の女性会社員(29)は約3年前、同市内の専門サロンで施術を受けた際、接着剤のアレルギー症状が出たという。それでも店を変え、今も3週間に1度は通う。「リスクがあるのはわかっているが、つけまつ毛より自然な感じで朝の化粧も楽。やめられない」と話す。

流行し始めた5~6年前から健康被害も増加。国民生活センターには「角膜が傷ついた」などの相談が毎年90件前後あり、「潜在的な被害はもっと多いはず」(同センター)という。滋賀や東京など各地で美容師法違反(無免許営業)容疑による摘発も相次ぐ。

業界団体などによると、美容師の養成課程でほとんど指導されず、美容師の国家試験で過去の出題例はないという。大半の美容専門学校で使われる教科書にも今春発行で2ページ登場しただけ。免許取得後に講習会などで学ぶが、指導内容にばらつきがあり、見よう見まねの美容師もいるという。

http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20120512-567-OYT1T00044.html

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