内閣府の食品安全委員会(小泉直子委員長)は12日、飲食店での牛の生レバーの販売禁止を了承する見解をまとめた。
厚生労働省が「腸管出血性大腸菌はレバー内部にも見つかるため、生のままだと食中毒を防ぐ手段がない」として、予防手段が見つかるまでの間、生レバー販売を禁止する方針を打ち出し同委員会に意見を求めていた。
今回、安全委は「食品にゼロリスクはないが、禁止はやむを得ない」と了承した。ただし小泉委員長は「消費者は自己判断で食品を選ぶ権利を持つ。国が情報を提供し、国民が納得した上で選択することも大事だ」と異例の一言を付け加えた。
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/life/medical/20120413ddm012040046000c.html