リテラシーとは読み書きをする能力をさす言葉です。これにネットを加えてネットリテラシーとすると、インターネットを有効に活用する能力や技術をさす言葉になりますワン。
具体的には、ネットから自分が必要とする情報を正確に得られる、ネット上でのマナーであるネチケットや常識に沿って行動できる、さまざまな危険から身を守れる、情報の真偽を確かめる技術がある、などといったことをさします。日本では危険から身を守る能力という点を強調した使われ方が多いです。インターネットリテラシーとも言いますワン。
オークション詐欺にあったり、暴露ウイルスにひっかかったり、掲示板やツイッターに流れるデマをそうと知らずに広めてしまったり、公にしないほうがいいことを書いてブログを炎上させてしまったりと、ネットには危険とトラブルがつきものです。こういう問題に巻き込まれないためには、やはり情報を活用する能力が必要になります。一般社会でも放火が頻発しているという情報があれば、燃えやすいものを庭先から片付けるなどの手が打てます。ネットでも同じことですワン。前出の危険やトラブルを回避するための手段を提案したサイトもありますし、どういうウイルスが流行しているかという情報も比較的早い段階で流れています。そういう情報を得ていれば何かおかしいと思うことがあっても対処しやすくなります。
とはいえ、なかなかどんなトラブルにもフレキシブルに対応できるようにはなりませんなあ。日々、ネットリテラシーの向上に励みたいものです。ワンワン。
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住民安全ネットワークジャパンが提供するネットリテラシー講座について
http://jmjp.jp/ht/27259
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http://www.yomiuri.co.jp/net/column/yougo/20120405-OYT8T00659.htm?from=os4