インターネットやモバイル端末は日を追う毎に多機能化し、多世代に渡り利用率が拡大しているのは周知の事実です。
これらは益々身近なものになり、日常生活に欠かせない便利な道具である反面、その危険性を理解しないままネット社会に飛び込んでいる利用者も多く、その中でも子どもたちがラブルや犯罪にに巻き込まれたり、ネットを使ったいじめなどの問題も起きています。
新潟県警の発表によりますと、2011年にインターネットやメールなどを悪用したサイバー犯罪の容疑は、統計のある1998年以降で最多の56人を摘発したと発表されました。
更に、携帯電話のネットを通して知り合った少女を児童買春する犯罪が増え、数字にすると、ネットを通したの福祉犯事件(被害者が18歳未満)は42件と、昨年から22件増加したと説明しています。
また、 長岡市でも今年1月に「児童買春容疑で会社員逮捕」という報道がされました。
当NPOでも「どのようにすれば、子どもたちをインターネットの付き合い方を教えることができ、サイバー犯罪から身を守るための知識を伝えることができるのか」検討した結果、「子どもたちへインターネットの使い方(ネットリテラシー)を教えることは勿論、保護者のネット利用の危険性に関する認識不足を改善することが重要」という結論にたどり着きました。
そこで、インターネット利用アドバイザーでありネットトラブル相談対応をしている担当者による「子どもとインターネットやケータイについて(利用実態、現状の課題や対策など)」保護者向けのセミナー(講演)を用意させていただきました。
- ■講座内容についての例
- ・こどもはどうして利用したい、または持ちたいと思うのか
- ・子どもたちはどんなサイトを利用し、また何をしているのか
- ・また、ネット利用によりどんなトラブルに遭遇する可能性があるのか
- ・フィルタリングなどの技術的機能について
- ・ネット利用についてのルールやマナーについて
- ・利用過多により、心身に影響はないのか? など
こちらかの一方的な講座という形式でなく、依頼者の意向をお伺いしながら内容や資料を準備させていただき、ご希望される会場で講演を行います。
安全・安心にインターネットを利用するためには、知識や技術だけではなく、利用者一人一人の意識の向上が不可欠となっています。 技術の進歩同様、インターネットを取り巻く環境も凄まじいスピードで変化し続けております。
次世代を担う子どもたちが将来快適にネットを利用する為にも、保護者が主導となり、ネットリテラシー教育を促進するとともに、これを取り巻く環境や対策について考察しながら、学んでみませんか。
興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。
※ 図解転載元:株式会社クロス・マーケティング「子供のパソコン利用に関する親の意識調査」より