出雲崎町の宮下孝幸議長(56)は4日、議長職の辞表を山崎信義副議長(67)に提出した。6月ごろから「町外から通っている。議員を辞めろ」などの匿名の投書が同町議会に複数寄せられていた。宮下議長は「投書は事実無根。辞表を提出したのは町の混乱を避けるためで、投書の内容を認めたわけではない」と話している。12日の臨時会で同意が得られれば、辞職が決まる。
宮下議長は08年1月の補選で初当選し、今年6月8日から議長に就任。その頃から「長岡市から通っている」などの投書が同町議会事務局に4通寄せられた。
投書を受け、同月の議会運営委員会で対応を協議。家族は長岡市内に住んでいるが、自宅や会社は同町にあり居住実態があるため、公職選挙法に抵触しないとされた。
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