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毎日新聞 9月10日(土)13時8分配信
牛の放射性セシウム汚染問題で、県は9日、牛肉の全頭検査を支援するため山梨食肉流通センター(笛吹市)に簡易検査機器を2台貸与することを決めた。同センターは12日以降に出荷する牛肉全頭を検査し、検査済証を交付する。
県畜産課によると、全頭検査を実施する食肉卸売市場が増加しているため、他県の卸売業者や小売業者などから「1頭ごとの検査済証がなければ、仕入れや販売が難しい」といった声が寄せられたという。そのため同センターは全頭検査を実施するため、県に支援を求めていた。
県は8月から県内の肉牛生産農家83戸の各1頭について精密検査を実施。これまでに37戸の検査を終え、今後も全頭検査と並行して実施する。【水脇友輔】
9月10日朝刊