県教委は31日、福島県の教員3人が9月1日から県内の3小中学校に赴任すると発表した。福島県の教員が新潟県の小中学校に赴任するのは東日本大震災後初めて。福島県から避難してきた児童・生徒の心のケアにあたってもらうことなどを想定している。
赴任するのは、福島県伊達市や田村市の小中学校に勤務する39~44歳の男女。赴任先は刈羽村立刈羽中▽新発田市立本丸中▽柏崎市立比角小--の3校で、いずれも福島県の児童・生徒を受け入れているという。
3人は、福島、新潟両県の学校両方に籍を置く形となる。県教委によると、県内の小中学校が受け入れている福島県の児童・生徒の数は、7月1日時点で小学校770人、中学校234人。
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