サッカーJ1アルビレックス新潟が東北電力ビッグスワン(新潟市中央区)での試合時に、相手チームのご当地グルメで誘客を図っている。仙台の牛タン、大阪のたこ焼きなど、普段は食べられない敵地の味覚の評判は上々だ。サポーターに相手チームの名物を食べてもらい、「敵を食って(勝利)しまおう」という願いも込められている。スタジアムの新たな魅力づくりが注目されている。
18日に行われた仙台戦。カナール(運河)脇の広場にある売店の中に、牛タンのサラミや笹かまぼこなど宮城県の特産品が並んだ。東日本大震災の被災地支援の意味合いも込め、次々と買い求めるオレンジ色のユニホームを着たサポーター。新潟市西区の会社員男性(36)は「対戦チームの地元のおいしいものを食べられる企画は面白い」と笑顔をみせた。
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