[ カテゴリー:子育て, 災害 ]

南相馬の方々に思う・・・

震災発生後、災害支援ボランティア活動を行って参りました。
そのおかげで南相馬の方々とも知りあいになることができて、現在でもネットを活用して交流を図っております。

今、感じていることを書きます。
これは、あくまでも独り言です。
彼らのことを批判しているつもりでは決してありません。

南相馬で、家族で暮らすあるお母さんから↓このような発言がありました。
「震災から、3ヶ月の月日が間もなく経ちます。
原発事故があり、3月15日に不安な思いでバタバタと三春に避難し、1ヶ月滞在し原町に戻りました。
戻ってからも、安全の是非が問われながらも、学校が鹿島で始まり、近くのスーパーも始まり、大型スーパーも始まり、なんとなく普通に近い生活を取り戻しつつありながら日々過ごしていますが……ここに来て、いったい皆(自分も含め)何が怖くて逃げ惑ったんだ!って……
確かに、被曝は恐怖(>_<)この先、甲状腺ガンのリスクも無いわけではない。 でも…現実、何だかそんな情報に振り回される事に疲れはててしまっている(--;) 先日、末娘の受診で県立医大病院に行き主治医から「放射線治療を受けた子供たちが今回の福島第一原子力発電所事故によって影響をうけるか?」…国立成育医療研究センター放射線診療部長 正木 英一先生 の寄稿を読みなさいと渡された。そのなかには、この子達が受けた放射線治療の量に比べたら、いまの計画避難地区や避難地区以外の場所なら問題ないレベルと…うぅ~ん……確かに……。 それに、放射線で一時的にDNAが壊されても、すぐに回復がおこります。1マイクロシーベルト/時間という低線量率では、傷つけられたDNAは、殆ど回復するため、医学的には殆ど影響が無いといえる。そうです。 なるほど~(^O^)/ そう思ったら、特別なことが起こらない限り、原町にとどまろうかと思ったりもしているわけですo(^-^)o」 私は、これまで、南相馬の方々を励まそうという思いで活動して参りました。 しかし、今回だけは黙っていられなくなりました。 思わずコメントしてしまったのが、↓これです。 「病院のお医者さんの話を聴いて「うぅ~ん...確かに...」といった発言がありましたが、 どうか、そんな話にごまかされずにお願いします。 そりゃ確かに、単に放射線の数値から言えば、そのお偉い先生の言われる通りかもしれません。しかし、それは、あくまでも"外部"被ばくの場合です。私達が心配しているのは、"内部"被ばくのことです。 チリやホコリと一緒に体内に吸収され、体の中から直接細胞を壊していく恐怖です。それとこれとは大違いです。 失礼を承知で、率直にお尋ねします。 あなたはなぜ?子どもに健康被害が及ぶ危険性を認識しながらも、そこにとどまり続けていらっしゃるのですか? 私の娘は、白血病の闘病の生活の中で、二度ほど死に掛けました。 口から緑の液体(おそらく胆汁ではないか)を垂れ流し、もはや動かせるのは目だけ...という状態にまで行ったことがあります。 あの苦しそうな娘の姿は、もう二度と見たくありません。 今後、南相馬で、もしも、放射線が原因で癌になる子ども達がたくさんいたら... それら子ども達が、ウチの娘と同じように苦しんでいる、その姿を想像しただけで、切なくて胸が張り裂けそうになります。 ましてや、苦しい闘病生活の末に生を勝ち取ってくれた自分の子供に、また同じ思いをさせるなんて...絶対に考えられません。 あなたのお子さんも小児がんだったんですよね!?あなたは、いかがですか? 私は、娘のために、自営業を棄てた馬鹿な男ですので、特にそう思うのかもしれませんが、皆さん方の辛いお気持ちをどんなに理解しようと思っても、子どもに健康被害が及ぶかもしれない危険を承知しながら、そこにとどまろうとするのは、私の中で、どう考えても、消化できないのです。 それは親のエゴではありませんか? あなた方の都合を、子どもに押しつけているだけなのではありませんか? 今回のコメントは口が過ぎました。 本当にごめんなさい。 どのようなお叱りでも受けるつもりで、敢えて、発言させていただきました。 しかし、何度でも申しますが、 私は、、、あなたのお子さんが、そして、原発の近くにいる子ども達が、これからも健康で暮らせることを、心から願っています。」

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