新参者です。
今回もフィルタリングの方法(方式)についてです。
前々回のコラムにも書きました「見せたくない種類のページだけを見られないようにする」という方法。
これを「キーワード/フレーズ方式」といいます。
有害と思われるホームページに現れる頻度の高いキーワードやフレーズをあらかじめピックアップしておき、子どもが見ようとするホームページに含まれる文章と、これらのキーワードやフレーズとをアクセスの度に照合することで、有害なページを見られないようにするしくみです。
この方式には、検索サイト上で有害なキーワードによる検索を制限したり、ホームページ内の特定有害語(や画像)だけを表示しないようにするものもあります。
ただ、言葉を判断基準にするので、「水着」を購入しようとショッピングサイトを検索する場合や、「自殺」の問題を調べようとする場合などもキーワードによってはそのサイトに有害情報が含まれていなくても閲覧できなくなってしまうというデメリットがあります。
一方、新しく作成された有害なホームページでも確実に遮断できるという点はメリットです。
次回は「ホワイトリスト方式」についてお話していく予定です。
閲覧ありがとうございました。