中国新聞社の記者は13日、マグニチュード(M)9.0の地震被害に見舞われた被災地、福島県への取材を試みたが、道中の通行止めや給油困難、信号機の機能不全、電気利用の制限などで、取材を断念した様子を伝えた。
記者らは、新潟方面から高速道路で福島県入りを試みたが、新潟県津川町付近での通行止めにより、高速道路を降り、県道を走行して福島県入りしたという。しかし、道中では、給油に訪れたガソリンスタンドのほとんどが休業し、数少ない営業中のガソリンスタンドも、自衛隊の被災地救援を優先し、一般車両による給油は極めて困難だったと伝えた。
また、通信機器の遮断や、信号機の機能不全、電力利用の制限などで、取材班は、被災地での取材活動の続行を困難だと判断。新潟県に引き返し、日を改めて再度取材に挑戦する考えを示した。(編集担当:青田三知)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110314-00000013-scn-cn










