気象庁は1日、昨年12月から今年2月の天候まとめを発表した。年末から年始にかけ、強い寒気が断続的に流れ込んだため全国的に気温が低くなり、西日本の日本海側を中心に記録的な大雪が観測され、22地点で最大積雪記録が更新された。
今冬は年末年始が低温だった一方で、12月前半と2月後半は寒気の流入が少なかったため暖かくなり、気温の高低差が全国的に大きかったという。
沖縄・奄美では1月末までに強い寒気の流入が続いたため、3カ月間の平均気温は平年より0.5度低く、15年ぶりの低温になった。
記録的な大雪は年末年始を中心に観測され、特に西日本の日本海側では、鳥取県で車約1000台が立ち往生するなど交通が大きく乱れた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110301-00000097-jij-soci