夏の間は暑く、汗をかくのでたくさんの水を飲むけれど、冬はあまり水分を取らないという人は多いのではないでしょうか?
実は、夏に比べ警戒感が下がって油断していると脱水症状に陥りやすくなります。四季を問わず、高齢者や乳幼児は脱水症にかかる可能性が高いので注意が必要です。
ここでは、冬の脱水症状の症状やその予防法についてご紹介します。
夏だけではない、冬も怖い脱水症状の原因
水分摂取量は少ないのに乾燥しがち
一般的に冬は、野菜や果物から摂取する水分量が夏に比べて少ないと言われており、水分摂取量が減りがちです。さらに、冬になるとエアコンや暖房などにより皮膚の乾燥に悩まされる人も多いのではないでしょうか?
実はこれも脱水の原因とされていて、乾燥すると体から水分が失われやすくなります。
冬の「かくれ脱水」どんな症状が出たら要注意?
かくれ脱水の症状としては、まず肌の乾燥が気になったら要注意です。 その他にも、
- 口の中がねばねばするような感じ
- 体が疲れやすくなった
- めまいや立ちくらみをする
といった症状も脱水が起きている可能性があります。似たような症状があれば、注意してみてください。
冬の脱水症状を防ぐ予防法
1:水分摂取
まずは水分摂取を心がけるようにしましょう!冬になると食べたくなる「鍋」なども脱水予防には有効です。
2:保湿
- 保湿クリームを塗る
- 加湿器を使う
- 空気の入れ替えをする
乾燥を予防するために、お風呂上がりに体に保湿クリームを塗ったり、加湿器などで部屋の中の湿度を高く保つようにしましょう。外気は室内に比べて10~20%程湿度が高いので、寒くても窓を空けて空気の入れ替えをするのも有効です。
脱水症状対策は冬もしっかり!
冬の脱水症状には、なかなか気づかないことも多いです。特に高齢者や乳幼児への脱水症状対策は大切です。
水分補給をこまめにするよう心がけてみてください。