鳥取県は11日、県全域に感染性胃腸炎に関する警報を出した。警報の発令は2012年12月以来2度目。今後もノロウイルスなどの感染者が増えるおそれがあるという。
県健康政策課によると、県東部8か所の医療機関で11月第1週(2~8日)に受診した平均患者数が22.13人に上り、警報基準(20人)を超えた。保育園での集団感染も10日までに県全域で15件報告され、流行が例年よりも1~2か月早いという。
同課は調理や食事前、トイレ後はせっけんで十分に手を洗い、タオルを共用しないなどの対策が必要としている。
(2015年11月12日 読売新聞)
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