笠井です。
中山間地域における地域活性化問題に対して、障害福祉の切り口から取り組み、そこに福祉村を作っていこうというプロジェクトについてです。
先日、当該地域の一般住民の皆さんを集めて、説明会を開催しました。
区長さんたちとの会議は、すでに何回か行っておりますが、一般住民の皆さんを集めての説明会は初めて。
区長さん達からは、「歓迎」の意思表示をいただいておりましたが、果たして、一般住民の皆さんの反応は!?
戦々恐々としながら、説明会に臨みましたが、誰一人としてマイナスのご意見を発言される方がいなかったので、まずはホッとしました。
この集落には、すでに以前に関東から移り住んでお出でになられた女性がいて、その方が、とても活発に、農業に関する事業を、地域の女性陣を巻き込んで、上手く推進しているという話を、事前に聞いておりましたので、
一番の気がかりは、その方がどのような反応をしめされるか!?ということでしたが、
「一緒に仲良くやっていきましょう」と言っていただきましたので、有り難かったです。
地域の方々から、「来てくれてよかった」「みんなに元気が出てきた」「年寄り達が生き甲斐を持てるようになった」と、そんなふうに言われるように頑張っていきます。
障害者は助けられるだけじゃないんです。
障害者だって、皆さんのことを助けられるし、元気を与えられるんです。
地域の中で、地域の皆のために役に立てること。
人間として当たり前に感じる、そんな喜びを、障害者達にも感じてもらいながら、地域の中で、普通に暮らしてもらいたい。
自分たちだけが恩恵を与えてもらうのではなく、お互いに与えあう関係を構築していきましょう。
私は、
私が死んだ後、私の障害の娘をこの地域から受けれいてもらい、
そして、その娘が、死ぬまで、一生楽しく、のんびりと...この地域で暮して行けることを夢見ながら、プロジェクトにまい進していきます。
その意味において、この集落の皆さんは、私の娘の恩人になっていく訳です。
地域の皆さんからあたたかく見守られながら、朗らかに暮らしている娘の姿を想像しただけで、胸に熱いものが込み上げてきて、涙が溢れそうになります。
一の貝集落の皆さんは私にとって、一人一人が仏様のようです。
本当に有り難い。
ありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。