クラインガルテンの視察研修。
群馬県の高崎インターを降りて軽井沢方面へ走り、高崎市のはずれにある倉渕村へ。
何やら石碑がある。
「花と緑と手作り~~~」と彫ってある。
えーと、誰の石碑なのかな?
な、な、ながしましげおー。
言わずと知れたMr.プロ野球の長嶋茂雄さんのものだった。
ハウスの中には花苗がギッシリ。
障害者と一緒に花苗を育て、それを出荷して資金を作り、そのお金で障害者の就労の場を運営している。
中には4年物のクリスマスローズもあった。
ここまで大きく育ててから出荷すると、結構高く売れるらしいです。
4年は時間が掛り過ぎと、普通は思うだろうが、ゆっくりゆっくり育て、少しずつ少しずつ大きくする...これが、障害者にはちょうど合っているのだそうだ。
営利目的の企業は、1年、2年の内に、少しくらい安くてもいいからたくさん売りさばいてしまおうと思いがち。
だから、4年じっくり育てて高く売るという、この方法には、あまり競合相手がいないとか。「なるほど」です。
花苗生産事業が順調に行っている反面、目玉的事業だったはずのクラインガルテン事業のほうは、どうやら下火らしい。
ここ倉渕村のクラインガルテンは日本初のそれとして、当初は倍率3~4倍で大人気だったとのことだが、今やご覧の通り…7割程度は空いてしまっている。
施設がきれいな内は東京からも大勢来ていたらしいが・・・。
そう言えば、小千谷市にもありましたよね、クラインガルテンが。
あそこも同じ運命を辿るのでしょうか?